結婚指輪っていつからあるの?由来は?

日本で結婚指輪を贈るようになったのはいつから?

結婚指輪は、結婚を決めたふたりが贈りあう愛の象徴ともいえるものです。最近では結婚式を行わないケースが増えていますが、挙式しなくても結婚指輪だけは買うというカップルは多いのではないでしょうか。それほど、結婚指輪をお互いに贈るのは当たり前のことになっています。
この、結婚と指輪を結びつける風習はいつからはじまったのでしょうか。
実は日本での歴史はそれほど古くありません。指輪自体は江戸時代の終わりごろにはあったようですが、庶民がはめるということはほとんどなく、それほど広まることはありませんでした。一般に広まりだしたのはずっとあと、高度経済成長期にはいってからとなります。昭和40年代になって、日本の社会が広く西洋の文化にもなじむようになって、結婚式で指輪を交換する習慣も定着するようになりました。そう考えると、意外と最近のことですね。

世界での結婚指輪の歴史を見てみよう

世界に目を転じると、2000年以上前の古代ローマ時代には、婚約のときに指輪を贈る習慣があったとされています。しかし、この時は指輪は愛の象徴ではなく、契約の証として花婿から花嫁の父親にわたされるものだったそうです。 結婚指輪を贈りあう習慣がいつはじまったのかは正確にはわかっていませんが、9世紀のローマ教皇が指輪を結婚の証とみなしたという言い伝えがあります。結婚指輪の交換について書かれたもっとも古い記録は1027年のもので、花婿が花嫁に金の指輪を、花嫁が花婿に銀の指輪を交換していると書かれているそうです。その後、この習慣はヨーロッパ社会で徐々に普及していったと考えられます。 ヨーロッパでは、古くから指輪は魔除けの力があると考えられてきました。また丸い環である指輪は永遠に続く愛の象徴とさみなされています。こういった文化的背景もあって、ヨーロッパでは古くから結婚指輪があったのですね。